2010年 ラスト山行 社山(2010年12月) [奥日光]
12月27日(月) 晴れ☀ 歌ヶ浜駐車場 ~ 阿世潟 ~ 阿世潟峠 ~ 社山 (往復)
中禅寺湖と男体山
2010年納めの山行。
天候が安定していそうで、それでいて風もそう強くなさそうで、尚且つ訪れたことのある山。
奥日光、社山に登ってきました ^^v
美しかったです。 そして寒かったデス ^^;
日光白根山モルゲンロート
立木観音前、歌ヶ浜駐車場。 仮眠から覚めると夜が明け始めました。
中禅寺湖の向こう日光白根山が焼けています。 気温ー5℃。
社山
天候が悪ければトレッキングに変更予定でした。 こういうことが可能なのも奥日光のよいところ。
目指す社山には雲ひとつありません ☀
阿世潟峠
阿世潟峠からは気持ちのいい尾根歩き。
この日は週末に登られた方のトレースに終始助けられました。
私達のいく道です。
中禅寺湖、男体山、日光連山
頂上に向かって右側はこの景色。
左側はこんな感じ。 こちらは傾斜が急です。 実はちょっとビビリながら撮ってます ^^;
頂上まであとわずかのところです。
頂上到着~ ^^v どこのお山もたいていそうですが、頂上は風が強いです(><)
皇海山方面
空が綺麗~~♪ 画面では穏やかそうに見えますが、時折足尾方面から突風が吹いてきます。
頂上付近の積雪は約70センチ。 踏み抜くとモモの辺りまで潜ります。
尾根途中まで2~3人のトレース跡がありましたが、頂上まで登られたのは、このワカン装着された方のみだったようです。
それでも途中30センチ近く潜っている箇所もあったので、かなりご苦労されたことが推察されます。
この方のトレースには本当に助けられました。
このトレースのおかげで私達はラッセルもなく頂上に辿り着くことができました。 ありがとうございました。
この方は社山の先、黒檜山方面に向かわれたようでした。
来年雪が消えたら歩いてみたいなぁ♪
でも社山から黒檜山までコースタイムで3時間。。。 私達のペースでは日が長い時期じゃないと無理ですね。
ここでランチにしたのですが、あまりの寒さにそそくさと退散することとなります。
出発時の気温がー5℃だったので、恐らく頂上ではー8℃ ~ -10℃前後。
ザックの横ポケットに携帯したペットボトルの水も氷になりつつあります。
強風のため体感気温はー15℃くらいのように感じました。 (><)
この日はー17℃まで対応可能のグローブを装着していましたが、休憩時は指先が冷たくなってしまいました。
少し標高を下げると嘘のように風は収まってきました。
無理に頂上付近でランチにする必要はなかったと反省。。。
ヤセ尾根通過中~。 ここではパートナーがビビッてました。
尾根上でも所々で突風が吹き始めており、先程歩いたばかりのトレース、既に消えかかっている箇所がありました。
またこの時期は木々が落葉して谷底まで見渡せるため、尾根上での恐怖感が増すようにも感じました。
阿世潟まで戻ってきました。 ここまでくればホツとひと息。 前回好評だった枯アジサイ、また撮ってみました ^^;
中禅寺湖畔にて
来年はいい年カニ~(笑)
2010年、ラスト山行。 改めて山の美しさ、厳しさを教えてもらえたように感じました。
来年も自分達の力量を過信することなく、安全第一、無理のない山歩きを心掛けていくつもりです。
今年も拙い山歩きの記録ブログにお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
来年も元気に山に通うため、私達年末年始は働きます ^^v
皆さまはのんびりと健やかに、どうぞよいお年をお迎えくださいませ。
ではまた来年~ \(^o^)/
中禅寺湖と男体山
2010年納めの山行。
天候が安定していそうで、それでいて風もそう強くなさそうで、尚且つ訪れたことのある山。
奥日光、社山に登ってきました ^^v
美しかったです。 そして寒かったデス ^^;
日光白根山モルゲンロート
立木観音前、歌ヶ浜駐車場。 仮眠から覚めると夜が明け始めました。
中禅寺湖の向こう日光白根山が焼けています。 気温ー5℃。
社山
天候が悪ければトレッキングに変更予定でした。 こういうことが可能なのも奥日光のよいところ。
目指す社山には雲ひとつありません ☀
阿世潟峠
阿世潟峠からは気持ちのいい尾根歩き。
この日は週末に登られた方のトレースに終始助けられました。
私達のいく道です。
中禅寺湖、男体山、日光連山
頂上に向かって右側はこの景色。
左側はこんな感じ。 こちらは傾斜が急です。 実はちょっとビビリながら撮ってます ^^;
頂上まであとわずかのところです。
頂上到着~ ^^v どこのお山もたいていそうですが、頂上は風が強いです(><)
皇海山方面
空が綺麗~~♪ 画面では穏やかそうに見えますが、時折足尾方面から突風が吹いてきます。
頂上付近の積雪は約70センチ。 踏み抜くとモモの辺りまで潜ります。
尾根途中まで2~3人のトレース跡がありましたが、頂上まで登られたのは、このワカン装着された方のみだったようです。
それでも途中30センチ近く潜っている箇所もあったので、かなりご苦労されたことが推察されます。
この方のトレースには本当に助けられました。
このトレースのおかげで私達はラッセルもなく頂上に辿り着くことができました。 ありがとうございました。
この方は社山の先、黒檜山方面に向かわれたようでした。
来年雪が消えたら歩いてみたいなぁ♪
でも社山から黒檜山までコースタイムで3時間。。。 私達のペースでは日が長い時期じゃないと無理ですね。
ここでランチにしたのですが、あまりの寒さにそそくさと退散することとなります。
出発時の気温がー5℃だったので、恐らく頂上ではー8℃ ~ -10℃前後。
ザックの横ポケットに携帯したペットボトルの水も氷になりつつあります。
強風のため体感気温はー15℃くらいのように感じました。 (><)
この日はー17℃まで対応可能のグローブを装着していましたが、休憩時は指先が冷たくなってしまいました。
少し標高を下げると嘘のように風は収まってきました。
無理に頂上付近でランチにする必要はなかったと反省。。。
ヤセ尾根通過中~。 ここではパートナーがビビッてました。
尾根上でも所々で突風が吹き始めており、先程歩いたばかりのトレース、既に消えかかっている箇所がありました。
またこの時期は木々が落葉して谷底まで見渡せるため、尾根上での恐怖感が増すようにも感じました。
阿世潟まで戻ってきました。 ここまでくればホツとひと息。 前回好評だった枯アジサイ、また撮ってみました ^^;
中禅寺湖畔にて
来年はいい年カニ~(笑)
2010年、ラスト山行。 改めて山の美しさ、厳しさを教えてもらえたように感じました。
来年も自分達の力量を過信することなく、安全第一、無理のない山歩きを心掛けていくつもりです。
今年も拙い山歩きの記録ブログにお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
来年も元気に山に通うため、私達年末年始は働きます ^^v
皆さまはのんびりと健やかに、どうぞよいお年をお迎えくださいませ。
ではまた来年~ \(^o^)/
飽きもせず ^^; 谷川岳 清水越旧道トレッキング(2010年12月) [谷川岳]
12月21日(火) 晴れ のち くもり
谷川岳ロープウェイ駅 ~ マチガ沢 ~ 一ノ倉沢 ~ 幽ノ沢 ~ 芝倉沢手前まで (往復)
マチガ沢
えぇ~、タイトル通り飽きもせず 谷川岳旧道 に行ってきました。
今回こそ雪道の旧道歩くぞぉ~!!との期待を胸に♪
いつものように高速道路深夜早朝割引を適用させるため、自宅を3時に出発。
5時半過ぎにはロープウェイ駅に到着。 この日は駐車料金無料でした ^^v ありがたいデス。
しかし夜明け前より歩く気力はなく駐車場にて仮眠 zzz。 7時頃より歩き始めました。
一ノ倉沢
歩き始め、谷川には珍しく風もなく大変穏やかな晴天。
拍子抜けするほど雪もなく、この天候なら天神尾根で頂上に登れるかなぁ との甘い考えが二人して頭をよぎりました。
しかし、この考えは歩き始めてすぐに撤回!
雪こそないものの、路面がガチガチのツルツ~ル(><)
この状態の登山道を想像、斜面を滑落する自分達の姿がリアルに浮かんできたのでした。。。
エゾアジサイ
少しでも山に近づきたくて、一ノ倉尾根を鉄塔付近まで登って撮った写真デス。
今日はトレッキング!と決めてからは 岩から垂れ下がったツララをポキポキと折ったり、
地面に張った氷をバキバキと踏んで割ったりしながら、のんびりと歩きました。
(しかしやることがお子ちゃまレベルです ^^;)
巻機山方面
幽ノ沢
前回と同じポイントで撮ってみました。
12月21日
11月24日
前回訪れた芝倉沢より少し手前でランチ♪ そこから引き返すことにしました。
帰り道、今日も誰にも会わなさそうと思いながら歩いていると、こちらに向かってくる方が。
「こんにちは~!」 とお互いにご挨拶。
見るとウェアに 「谷川岳三千回」 の文字。谷川では知る人ぞ知る森さんです!
しばらくお話しさせて頂きました。
森さんは知る由もありませんが、私達谷川初登山の日、実は森さんにお会いしているのです。
私達がヒィヒィ登っている横を編み笠を被り、短パン姿で軽やかに下って行かれる森さんを拝見していたのでした。
森さん、交通事故に遭って以来、体の調子がよくないとのことで、現在山には登られていないそう。
この日は水質調査のため一ノ倉沢に向かわれている途中とのことでした。
山には向かえなくなった今でも谷川に関わり続けておられるのですね。
森さんも 今年は雪が少ない と言われていました。
とても森さんには及びませんが、これからもいつまでも谷川に通い続けたい私達なのでした。
谷川岳ロープウェイ駅 ~ マチガ沢 ~ 一ノ倉沢 ~ 幽ノ沢 ~ 芝倉沢手前まで (往復)
マチガ沢
えぇ~、タイトル通り飽きもせず 谷川岳旧道 に行ってきました。
今回こそ雪道の旧道歩くぞぉ~!!との期待を胸に♪
いつものように高速道路深夜早朝割引を適用させるため、自宅を3時に出発。
5時半過ぎにはロープウェイ駅に到着。 この日は駐車料金無料でした ^^v ありがたいデス。
しかし夜明け前より歩く気力はなく駐車場にて仮眠 zzz。 7時頃より歩き始めました。
一ノ倉沢
歩き始め、谷川には珍しく風もなく大変穏やかな晴天。
拍子抜けするほど雪もなく、この天候なら天神尾根で頂上に登れるかなぁ との甘い考えが二人して頭をよぎりました。
しかし、この考えは歩き始めてすぐに撤回!
雪こそないものの、路面がガチガチのツルツ~ル(><)
この状態の登山道を想像、斜面を滑落する自分達の姿がリアルに浮かんできたのでした。。。
エゾアジサイ
少しでも山に近づきたくて、一ノ倉尾根を鉄塔付近まで登って撮った写真デス。
今日はトレッキング!と決めてからは 岩から垂れ下がったツララをポキポキと折ったり、
地面に張った氷をバキバキと踏んで割ったりしながら、のんびりと歩きました。
(しかしやることがお子ちゃまレベルです ^^;)
巻機山方面
幽ノ沢
前回と同じポイントで撮ってみました。
12月21日
11月24日
前回訪れた芝倉沢より少し手前でランチ♪ そこから引き返すことにしました。
帰り道、今日も誰にも会わなさそうと思いながら歩いていると、こちらに向かってくる方が。
「こんにちは~!」 とお互いにご挨拶。
見るとウェアに 「谷川岳三千回」 の文字。谷川では知る人ぞ知る森さんです!
しばらくお話しさせて頂きました。
森さんは知る由もありませんが、私達谷川初登山の日、実は森さんにお会いしているのです。
私達がヒィヒィ登っている横を編み笠を被り、短パン姿で軽やかに下って行かれる森さんを拝見していたのでした。
森さん、交通事故に遭って以来、体の調子がよくないとのことで、現在山には登られていないそう。
この日は水質調査のため一ノ倉沢に向かわれている途中とのことでした。
山には向かえなくなった今でも谷川に関わり続けておられるのですね。
森さんも 今年は雪が少ない と言われていました。
とても森さんには及びませんが、これからもいつまでも谷川に通い続けたい私達なのでした。
2010年 印象に残った山行 [私的ランキング]
2010年も残りあとわずか。。。
年賀状の準備も必要ですが、毎年恒例(?)^^; 今年の山行を振り返ってみます。
今年3月に会社勤めを辞め、 「バンバン夏山いくぞぉ~~!!」 と意気込み満々の5月、
まさかの左脚腸頸靱帯炎を発症(><)
夏山への出鼻をいきなり挫かれ、完治までの約3ヶ月 悶々とした日々を過ごすことになります。
このため年初に立てた計画はことごとく崩れてしまいました。
谷川連峰 白毛門~笠ヶ岳縦走、苗場山、巻機山等々 行きたかったなぁ~~ ToT
来年のお楽しみであります!
9月以降はかなり精力的に山に向かいました。
当然ながら、印象的なお山も9月以降登ったお山が多いです ^^;
そんな中、一番印象に残ったのは。。。
http://yoshikoronron.blog.so-net.ne.jp/2010-09-29
はじめてのお泊り山行、会津駒ケ岳♪
素晴らしい草紅葉、駒ノ小屋での楽しかった夜。
そして偶然にも nousagiさん、ozebakaさんにも会え、忘れ難い山行となりました。
来年も必ず行くもんね~~~♪
次は。。。
http://yoshikoronron.blog.so-net.ne.jp/2010-10-08
紅葉の谷川岳 西黒尾根。
靱帯を痛めた後、この西黒尾根を再び登ることを目標としていました。
しかし目標には掲げたものの、「本当に西黒を登れる日はくるのだろうか。。。」自分自身、半信半疑でした。
私に目標を提案したパートナーでさえそう。
ドンピシャの紅葉にも恵まれ、再び山を歩けるようになった喜びを全身で感じることができました。
3番目は、
http://yoshikoronron.blog.so-net.ne.jp/2010-11-23
東京都最高峰 雲取山。
近くて遠いお山にやっと行くことができました。 霧氷と朝日がとても幻想的でした~♪
ここも違うルートでまた訪れてみたいです!
番外編
http://yoshikoronron.blog.so-net.ne.jp/2010-07-05
雄国沼。 ここは怪我の功名で行くことが出来た場所。
見渡す限りの黄色。 圧巻のニッコウキスゲでしたね~。
2011年も四季折々の自然の美しさを存分に楽しませていただきました。
自分達が訪れることが出来る場所は日本の中のほんの一部の場所にもかかわらず、
その季節や時間で全く違う表情を楽しませてもらえます。
私達はとても美しい国に住んでいるのだなぁ とれぞれの場所で実感します。
次の世代にも、その次の世代にもいつまでも伝えていきたいものですね。
今年もこの自分勝手な拙いブログにお付き合い頂き、ありがとうございました ^^
コメント、nice をいただいた皆さん、重ねてありがとうございます♪
皆さんとネットを通じてお話しすることは今や生活の一部分にもなってきています。
ただあまりマメではない性格ゆえ、コメントのお返事も遅れがちなことはどうかご容赦くださいませ ^^;
今年中に あと一回どこかのお山に出かけ、記事に出来ればと思ってはいます。 (天候+体調次第です)
年の瀬、なにかと慌しい毎日ですが、寒さに負けず、明るく楽しい新年に向かいましょう~~(笑)
年賀状の準備も必要ですが、毎年恒例(?)^^; 今年の山行を振り返ってみます。
今年3月に会社勤めを辞め、 「バンバン夏山いくぞぉ~~!!」 と意気込み満々の5月、
まさかの左脚腸頸靱帯炎を発症(><)
夏山への出鼻をいきなり挫かれ、完治までの約3ヶ月 悶々とした日々を過ごすことになります。
このため年初に立てた計画はことごとく崩れてしまいました。
谷川連峰 白毛門~笠ヶ岳縦走、苗場山、巻機山等々 行きたかったなぁ~~ ToT
来年のお楽しみであります!
9月以降はかなり精力的に山に向かいました。
当然ながら、印象的なお山も9月以降登ったお山が多いです ^^;
そんな中、一番印象に残ったのは。。。
http://yoshikoronron.blog.so-net.ne.jp/2010-09-29
はじめてのお泊り山行、会津駒ケ岳♪
素晴らしい草紅葉、駒ノ小屋での楽しかった夜。
そして偶然にも nousagiさん、ozebakaさんにも会え、忘れ難い山行となりました。
来年も必ず行くもんね~~~♪
次は。。。
http://yoshikoronron.blog.so-net.ne.jp/2010-10-08
紅葉の谷川岳 西黒尾根。
靱帯を痛めた後、この西黒尾根を再び登ることを目標としていました。
しかし目標には掲げたものの、「本当に西黒を登れる日はくるのだろうか。。。」自分自身、半信半疑でした。
私に目標を提案したパートナーでさえそう。
ドンピシャの紅葉にも恵まれ、再び山を歩けるようになった喜びを全身で感じることができました。
3番目は、
http://yoshikoronron.blog.so-net.ne.jp/2010-11-23
東京都最高峰 雲取山。
近くて遠いお山にやっと行くことができました。 霧氷と朝日がとても幻想的でした~♪
ここも違うルートでまた訪れてみたいです!
番外編
http://yoshikoronron.blog.so-net.ne.jp/2010-07-05
雄国沼。 ここは怪我の功名で行くことが出来た場所。
見渡す限りの黄色。 圧巻のニッコウキスゲでしたね~。
2011年も四季折々の自然の美しさを存分に楽しませていただきました。
自分達が訪れることが出来る場所は日本の中のほんの一部の場所にもかかわらず、
その季節や時間で全く違う表情を楽しませてもらえます。
私達はとても美しい国に住んでいるのだなぁ とれぞれの場所で実感します。
次の世代にも、その次の世代にもいつまでも伝えていきたいものですね。
今年もこの自分勝手な拙いブログにお付き合い頂き、ありがとうございました ^^
コメント、nice をいただいた皆さん、重ねてありがとうございます♪
皆さんとネットを通じてお話しすることは今や生活の一部分にもなってきています。
ただあまりマメではない性格ゆえ、コメントのお返事も遅れがちなことはどうかご容赦くださいませ ^^;
今年中に あと一回どこかのお山に出かけ、記事に出来ればと思ってはいます。 (天候+体調次第です)
年の瀬、なにかと慌しい毎日ですが、寒さに負けず、明るく楽しい新年に向かいましょう~~(笑)
雪の奥日光とハプニング(2010年12月) [奥日光]
12月8日(水) くもり のち 晴れ
竜頭ノ滝 ~ 石楠花橋 ~ 小田代ヶ原 ~ 高山 ~ 竜頭ノ滝
こんにちは。 雪夫婦です。
この日は全国的にこの冬一番の冷え込みとなりました。
前日夜から平地では雨。 そして山間部は雪。
あらら! また雪だよ~♪
先週の前白根登山はちょっとハードだったので、同じ奥日光でもこの日は湿原をゆっくり歩くとこにしました。
しかし山行後、まさかあんな事態に遭遇するとは。。。
石楠花橋より
午前3時の自宅出発時、外は雨です。 気持ちが滅入るくらい大粒の本格的な雨。。。
本当にお天気回復するのかなぁ。
東北道、北へ行くにつれ天候は回復しているよう。
しかし、いろは坂を登りはじめた途端、雪です。
路面はスケートリンクのよう(><) ツルツ~ルのガッチガチ!
カーブで滑らないようゆっくりゆっくり坂を登っていきました。
竜頭ノ滝の無料駐車場でいつものように明るくなるまで仮眠。
その後スタートしました。 なんとなく物悲しい雰囲気。
小田代ヶ原
白くチラっと見えているのが先週登った前白根です。
森の中を歩いているあいだに、雲はすっかりなくなり抜けるような青空 ☀
前白根からは時折地吹雪が舞い上がっています。
頂上付近、恐らく立っていられないくらいの風が吹いているのでしょう。
先週の前白根では頂上近くにて目出し帽を装着しましたが、
この日は歩き始めから風か強く、寒がりな私は目出し帽、終始着けていました。
風が吹いていると、体感気温は著しく低下します。
小田代ヶ原、珍しく誰もいませんでした。 静かな小田代ヶ原。
幕張峠から高山に向かう途中にある、大好きなシラカンバの森です。
笹の緑がまだ目立ちますがもうしばらくすると、一面雪野原。 また違う雰囲気に変わってきます。
季節によって全く違う森を歩いているようにさえ感じます。
高山頂上
靱帯を痛めたあと、はじめて本格的に歩いたのがこの高山への道。
今年奥日光には大変お世話になりました。 どの季節に訪れても行く度に違う発見があります。
そしてこの日は登山道を横切る立派なクマの足跡を発見。
お互いに鉢合わせすることなく、本当によかったです。
またまた山頂貸切ランチ♪
雪の中、聞こえるのは二人のうどんをススル音。。。 ^^;
ズルズル~~~ 上手い!
先週に引き続き、終日誰にも会わずの山行と相成りました。
このあと、まさかの事態に遭遇することになるとは夢にも思わず。。。
山行後は温泉に入りさっぱりして帰ります。
先週も立ち寄った温泉にいつものように向かいました。
こちらの温泉施設、土日祭日はバスも来て、結構な賑わいですが、平日は地元の方がメイン。
この日は人も少なく、ゆっくりと温泉入り、お風呂から出たあと脱衣所で涼んでおりました。
まだ体が火照っていたので、下着姿でまったりしていると。。。
突然浴室のドアが開き、「人が沈んでる! 手伝って~~!!」
おばあちゃんの様子から尋常ではない事態が読み取れました。
下着姿のまま浴室に駆け込むと、湯船にいるおばあちゃん、
沈んでいたと思われる方を、後ろからはがい絞めするような格好で、なんとか頭部を湯船から引き揚げています。
「大丈夫ですかー!大丈夫ですかーー!!」 声をかけるも反応なし。
助けを呼びに来たおばあちゃんと3人で浴槽の浅い段まで引き上げる。
この3人で脱衣所まで運ぶのはとても無理だと思っていたところ、職員の男性が駆けつけました。
4人がかりで脱衣所に運び、バスタオルの上に女性を寝かせます。
「大丈夫ですかー!」 声をかけ続けるもやはり反応はない。 職員の男性は救急車を呼びに行きました。
横たわる女性。 顔面蒼白、唇は紫。 呼吸をしていません。。。
「ヤバイ。。。」 この時私の頭には従姉妹のYちゃんの顔がよぎりました。 (Yちゃんは看護婦)
「Yちゃん~、どうしよ~!」
「心肺蘇生、胸骨圧迫!!」 (Yちゃんからの天の声)
自分自身、実際に行ったことはないけれど、娘達が免許センターで実習を行った時の話は聞いた。
ビデオも観たことはある。 やるっきゃない!
本来はまず顎を上に向け気道確保だが、恐らく水を飲んでいるので嘔吐する可能性が高い。
おばあちゃんに女性の顔を横向きにするよう頼む。
胸の真ん中に両手を重ね、ヒジを延ばし、一定のリズムで胸を圧迫。
「1、2、3、4、5、6、7、8、9、10!」 ダメだ(><) もう一度!
「1、2、3、4、5、6、7、8、9、10!」 水を吐いた! 「ヒィ~」 女性が大きく息を吸い込んだ。 もう一度!
「1、2、3、4、5、6、7、8、9、10!」 残りの水も吐いたもよう。
まわりの方からも 「息し始めた! 息し始めた!!」の声があがる。
しばらくすると呼吸が安定してきた。
しかし声をかけ続けるも相変わらず意識はない。
「お連れの方、いらっしゃいませんか~?」 尋ねるも地元の方でない様子。
ロッカーキーも身に着けていないので、身元もわからない。
ご主人が一緒だったことがあとでわかる。
しばらくすると、食事処にいた看護婦経験者と思われる方が来て、脈をとったり声をかけるのを交代してくれた。
ほどなくして救急車到着。
救急隊の方には、どれくらいの時間、湯船に沈んでいたかはわからないこと。
湯船から引き揚げた際、息をしていなかったので、1分ほど胸骨圧迫を行い、水を吐き、呼吸は戻ったこと。
発見したときから意識はなかったことを伝えた。
気づいたら汗だくであります。。。
この間、ロビーにいたパートナーも 「まさか倒れたのは私ではないだろうな。」と心配していたそう。
ストレッチャーで運ばれる女性の顔を念のため確認したそうです。
私が心肺蘇生を行っていたとは夢にも思わなかったと。。。 そりゃそうだ。
その場に居合わせた皆さんとの連携プレーでした。
帰宅後、正しい心肺蘇生法を複習したことは言うまでもありません。
情けないことに、人工呼吸は全く抜けていました。
最後までその方の意識が戻らなかったことだけが今でも心配ですが、どうか大事なきよう心からお祈りしています。
12月13日追記
今回は私のダメダメ経験です。 リンク貼りました。 参考にされてください。
http://www.hirane119.jp/atto/0406_teate1.htm
http://www.youtube.com/watch?v=sv0Ac8InWfM
12月29日追記
倒れられた女性の方、大事なかったそうです。
27日、温泉施設に訪れた際お伺いしました。 なによりでした♪
竜頭ノ滝 ~ 石楠花橋 ~ 小田代ヶ原 ~ 高山 ~ 竜頭ノ滝
こんにちは。 雪夫婦です。
この日は全国的にこの冬一番の冷え込みとなりました。
前日夜から平地では雨。 そして山間部は雪。
あらら! また雪だよ~♪
先週の前白根登山はちょっとハードだったので、同じ奥日光でもこの日は湿原をゆっくり歩くとこにしました。
しかし山行後、まさかあんな事態に遭遇するとは。。。
石楠花橋より
午前3時の自宅出発時、外は雨です。 気持ちが滅入るくらい大粒の本格的な雨。。。
本当にお天気回復するのかなぁ。
東北道、北へ行くにつれ天候は回復しているよう。
しかし、いろは坂を登りはじめた途端、雪です。
路面はスケートリンクのよう(><) ツルツ~ルのガッチガチ!
カーブで滑らないようゆっくりゆっくり坂を登っていきました。
竜頭ノ滝の無料駐車場でいつものように明るくなるまで仮眠。
その後スタートしました。 なんとなく物悲しい雰囲気。
小田代ヶ原
白くチラっと見えているのが先週登った前白根です。
森の中を歩いているあいだに、雲はすっかりなくなり抜けるような青空 ☀
前白根からは時折地吹雪が舞い上がっています。
頂上付近、恐らく立っていられないくらいの風が吹いているのでしょう。
先週の前白根では頂上近くにて目出し帽を装着しましたが、
この日は歩き始めから風か強く、寒がりな私は目出し帽、終始着けていました。
風が吹いていると、体感気温は著しく低下します。
小田代ヶ原、珍しく誰もいませんでした。 静かな小田代ヶ原。
幕張峠から高山に向かう途中にある、大好きなシラカンバの森です。
笹の緑がまだ目立ちますがもうしばらくすると、一面雪野原。 また違う雰囲気に変わってきます。
季節によって全く違う森を歩いているようにさえ感じます。
高山頂上
靱帯を痛めたあと、はじめて本格的に歩いたのがこの高山への道。
今年奥日光には大変お世話になりました。 どの季節に訪れても行く度に違う発見があります。
そしてこの日は登山道を横切る立派なクマの足跡を発見。
お互いに鉢合わせすることなく、本当によかったです。
またまた山頂貸切ランチ♪
雪の中、聞こえるのは二人のうどんをススル音。。。 ^^;
ズルズル~~~ 上手い!
先週に引き続き、終日誰にも会わずの山行と相成りました。
このあと、まさかの事態に遭遇することになるとは夢にも思わず。。。
山行後は温泉に入りさっぱりして帰ります。
先週も立ち寄った温泉にいつものように向かいました。
こちらの温泉施設、土日祭日はバスも来て、結構な賑わいですが、平日は地元の方がメイン。
この日は人も少なく、ゆっくりと温泉入り、お風呂から出たあと脱衣所で涼んでおりました。
まだ体が火照っていたので、下着姿でまったりしていると。。。
突然浴室のドアが開き、「人が沈んでる! 手伝って~~!!」
おばあちゃんの様子から尋常ではない事態が読み取れました。
下着姿のまま浴室に駆け込むと、湯船にいるおばあちゃん、
沈んでいたと思われる方を、後ろからはがい絞めするような格好で、なんとか頭部を湯船から引き揚げています。
「大丈夫ですかー!大丈夫ですかーー!!」 声をかけるも反応なし。
助けを呼びに来たおばあちゃんと3人で浴槽の浅い段まで引き上げる。
この3人で脱衣所まで運ぶのはとても無理だと思っていたところ、職員の男性が駆けつけました。
4人がかりで脱衣所に運び、バスタオルの上に女性を寝かせます。
「大丈夫ですかー!」 声をかけ続けるもやはり反応はない。 職員の男性は救急車を呼びに行きました。
横たわる女性。 顔面蒼白、唇は紫。 呼吸をしていません。。。
「ヤバイ。。。」 この時私の頭には従姉妹のYちゃんの顔がよぎりました。 (Yちゃんは看護婦)
「Yちゃん~、どうしよ~!」
「心肺蘇生、胸骨圧迫!!」 (Yちゃんからの天の声)
自分自身、実際に行ったことはないけれど、娘達が免許センターで実習を行った時の話は聞いた。
ビデオも観たことはある。 やるっきゃない!
本来はまず顎を上に向け気道確保だが、恐らく水を飲んでいるので嘔吐する可能性が高い。
おばあちゃんに女性の顔を横向きにするよう頼む。
胸の真ん中に両手を重ね、ヒジを延ばし、一定のリズムで胸を圧迫。
「1、2、3、4、5、6、7、8、9、10!」 ダメだ(><) もう一度!
「1、2、3、4、5、6、7、8、9、10!」 水を吐いた! 「ヒィ~」 女性が大きく息を吸い込んだ。 もう一度!
「1、2、3、4、5、6、7、8、9、10!」 残りの水も吐いたもよう。
まわりの方からも 「息し始めた! 息し始めた!!」の声があがる。
しばらくすると呼吸が安定してきた。
しかし声をかけ続けるも相変わらず意識はない。
「お連れの方、いらっしゃいませんか~?」 尋ねるも地元の方でない様子。
ロッカーキーも身に着けていないので、身元もわからない。
ご主人が一緒だったことがあとでわかる。
しばらくすると、食事処にいた看護婦経験者と思われる方が来て、脈をとったり声をかけるのを交代してくれた。
ほどなくして救急車到着。
救急隊の方には、どれくらいの時間、湯船に沈んでいたかはわからないこと。
湯船から引き揚げた際、息をしていなかったので、1分ほど胸骨圧迫を行い、水を吐き、呼吸は戻ったこと。
発見したときから意識はなかったことを伝えた。
気づいたら汗だくであります。。。
この間、ロビーにいたパートナーも 「まさか倒れたのは私ではないだろうな。」と心配していたそう。
ストレッチャーで運ばれる女性の顔を念のため確認したそうです。
私が心肺蘇生を行っていたとは夢にも思わなかったと。。。 そりゃそうだ。
その場に居合わせた皆さんとの連携プレーでした。
帰宅後、正しい心肺蘇生法を複習したことは言うまでもありません。
情けないことに、人工呼吸は全く抜けていました。
最後までその方の意識が戻らなかったことだけが今でも心配ですが、どうか大事なきよう心からお祈りしています。
12月13日追記
今回は私のダメダメ経験です。 リンク貼りました。 参考にされてください。
http://www.hirane119.jp/atto/0406_teate1.htm
http://www.youtube.com/watch?v=sv0Ac8InWfM
12月29日追記
倒れられた女性の方、大事なかったそうです。
27日、温泉施設に訪れた際お伺いしました。 なによりでした♪
快晴☀ 雪の 前白根山~五色山(2010年12月) [奥日光]
12月1日(水) 晴れ☀
湯元駐車場 ~ 天狗平 ~ 前白根山 ~ 五色山 ~ 国境平 ~ 湯元駐車場
奥白根と五色沼
決して狙って行っている訳ではありませんが、(というか狙えるものでもないのですが ^^;)
11月初旬よりほぼ毎週のように雪に遭遇しています。
こぎんさんが言われたよう、私雪女なのでしょうか。。。(もう一人の方が雪男という可能性もあり~の)
12月1日、大陸からの移動性高気圧に覆われ、関東地方は穏やかな晴天に恵まれるでしょう~☀
ムフフッ ♪ パートナーの平日休み、さてどこに行きましょうかねぇ~。
膝の故障で今年は登れていなかった日光白根山!(パートナは単独行あり)
この時期、さすがに奥白根は無理。 そこで前白根の様子を調べてみる。
2日前に積雪があったようですが、昨年同時期よりは少なそうである。
昨年の記事はこちら : http://yoshikoronron.blog.so-net.ne.jp/2009-11-29
昨年同時期の登山道の雰囲気は把握できているし、天候も安定していそう。
今回の前白根山行はちょっと雪を期待してでかけました ^^;
夜明けとともに湯元駐車場をスタート。
外山の鞍部といわれる場所まで約2時間、樹林帯の急登を黙々と登ります。
上空は青空。 しかし頂上稜線まで辿り着かないことには山の天気はわかりません。
眺望のない急登の樹林帯は辛い。 こんなに急登だったっけ。。。(><)
昨年も同じ道を登ったはずなのに。。。人の記憶は曖昧です。 登れども登れども尾根が遠い。
外山鞍部からは尾根道。 今までより傾斜が少し緩やかになります。
天狗平に近づくにつれ、少しずつ眺望が開け、それとともに積雪も増えてきます。
積雪が膝上を越えたところで、ラッセル担当に先頭を譲る ^^;
日光連山も見えてます♪ そういえば昨年この辺りでカメラのレンズフードを滑落、遭難させました。。。
標高を上げるつれ、だんだんと眺望も開けてきました。
すっかり冬山ですねぇ。
ここまでくれば頂上稜線まであと一息! よいしょ! 目の前の白い壁を越えると…
奥白根ドド~ン!!
うわ~! うわわぁぁ~~~!! やった~~~~!!! って本当に叫んでます ^^;
雲ひとつかかっていない奥白根を見るのは今回が初めてデス!
この辺り
富士山を探せ! ↓
前白根より奥白根を望む
右奥に見えているのは先月登った至仏山。 群馬、福島、新潟方面全て見渡せます。
あまりの眺望と気持ちよさに高笑いが止まらない危ない二人 ^^; しかも頂上貸切デス ^^v
アハッ! あはっ! アハハハハ~~!! (プチクライマーズハイ状態か!?)
左斜面に雪が全く着いていないのがわかると思います。
前白根、常にこの方向から突き上げるような強風が吹いている風の通り道なんですね。
実は強風ビュービューです。 激寒です(><)
強風に体を揺さぶられながら はい!ポーズ!! ^^;
寒い~~! 顔の左側が痛いっす~~(><) 目出し帽も装着します。
左奥のピークは 白根隠山。 私達は五色山に向かいます。
前白根と五色山の鞍部でランチにしました。 風の当らない場所はお昼寝できそうなくらい快適です。
寝転がっていると日差しがポカポカと暖かく、本当に眠りこけそうになりました。
五色山山頂
五色山到着。
あぁ~、ここで奥白根ともお別れです。
先日の雲取山でも同様でしたが、このところ山を後にする際、
後ろ髪を引かれるような、なんともいえない寂しさに襲われます。
しかしこの気持ちよさについ長居をすると、山の女神の嫉妬にあうとか。。。
そうなのだ、お山のご機嫌を損ねないうちに山をあとにしなければならない。
私は雪を頂いた奥白根溶岩ドームの雄姿を目に焼き付け、パートナーは山に大きく手を振った。
ありがとう、来年また来るね。
この日は山行中誰とも会わずの終日貸切登山。
ヤマノボラー冥利に尽きる、贅沢すぎるほどの一日となりました。
湯元駐車場 ~ 天狗平 ~ 前白根山 ~ 五色山 ~ 国境平 ~ 湯元駐車場
奥白根と五色沼
決して狙って行っている訳ではありませんが、(というか狙えるものでもないのですが ^^;)
11月初旬よりほぼ毎週のように雪に遭遇しています。
こぎんさんが言われたよう、私雪女なのでしょうか。。。(もう一人の方が雪男という可能性もあり~の)
12月1日、大陸からの移動性高気圧に覆われ、関東地方は穏やかな晴天に恵まれるでしょう~☀
ムフフッ ♪ パートナーの平日休み、さてどこに行きましょうかねぇ~。
膝の故障で今年は登れていなかった日光白根山!(パートナは単独行あり)
この時期、さすがに奥白根は無理。 そこで前白根の様子を調べてみる。
2日前に積雪があったようですが、昨年同時期よりは少なそうである。
昨年の記事はこちら : http://yoshikoronron.blog.so-net.ne.jp/2009-11-29
昨年同時期の登山道の雰囲気は把握できているし、天候も安定していそう。
今回の前白根山行はちょっと雪を期待してでかけました ^^;
夜明けとともに湯元駐車場をスタート。
外山の鞍部といわれる場所まで約2時間、樹林帯の急登を黙々と登ります。
上空は青空。 しかし頂上稜線まで辿り着かないことには山の天気はわかりません。
眺望のない急登の樹林帯は辛い。 こんなに急登だったっけ。。。(><)
昨年も同じ道を登ったはずなのに。。。人の記憶は曖昧です。 登れども登れども尾根が遠い。
外山鞍部からは尾根道。 今までより傾斜が少し緩やかになります。
天狗平に近づくにつれ、少しずつ眺望が開け、それとともに積雪も増えてきます。
積雪が膝上を越えたところで、ラッセル担当に先頭を譲る ^^;
日光連山も見えてます♪ そういえば昨年この辺りでカメラのレンズフードを滑落、遭難させました。。。
標高を上げるつれ、だんだんと眺望も開けてきました。
すっかり冬山ですねぇ。
ここまでくれば頂上稜線まであと一息! よいしょ! 目の前の白い壁を越えると…
奥白根ドド~ン!!
うわ~! うわわぁぁ~~~!! やった~~~~!!! って本当に叫んでます ^^;
雲ひとつかかっていない奥白根を見るのは今回が初めてデス!
この辺り
富士山を探せ! ↓
前白根より奥白根を望む
右奥に見えているのは先月登った至仏山。 群馬、福島、新潟方面全て見渡せます。
あまりの眺望と気持ちよさに高笑いが止まらない危ない二人 ^^; しかも頂上貸切デス ^^v
アハッ! あはっ! アハハハハ~~!! (プチクライマーズハイ状態か!?)
左斜面に雪が全く着いていないのがわかると思います。
前白根、常にこの方向から突き上げるような強風が吹いている風の通り道なんですね。
実は強風ビュービューです。 激寒です(><)
強風に体を揺さぶられながら はい!ポーズ!! ^^;
寒い~~! 顔の左側が痛いっす~~(><) 目出し帽も装着します。
左奥のピークは 白根隠山。 私達は五色山に向かいます。
前白根と五色山の鞍部でランチにしました。 風の当らない場所はお昼寝できそうなくらい快適です。
寝転がっていると日差しがポカポカと暖かく、本当に眠りこけそうになりました。
五色山山頂
五色山到着。
あぁ~、ここで奥白根ともお別れです。
先日の雲取山でも同様でしたが、このところ山を後にする際、
後ろ髪を引かれるような、なんともいえない寂しさに襲われます。
しかしこの気持ちよさについ長居をすると、山の女神の嫉妬にあうとか。。。
そうなのだ、お山のご機嫌を損ねないうちに山をあとにしなければならない。
私は雪を頂いた奥白根溶岩ドームの雄姿を目に焼き付け、パートナーは山に大きく手を振った。
ありがとう、来年また来るね。
この日は山行中誰とも会わずの終日貸切登山。
ヤマノボラー冥利に尽きる、贅沢すぎるほどの一日となりました。