故郷の裏山 香色山♪ (2012年5月) [旅行]
5月の東京は美しい。
新幹線の車窓から街を眺めながら思う。
新緑だけでも十分に美しいのだけど、咲き始めたばかりのツツジやハナミズキが彩りを添えている。
最近、街路樹にハナミズキが増えたな。
そういえば一人で新幹線に乗るのはいつ以来なのだろう。
記憶を遡るけれど思いだすことが出来ない。
帰省の際はいつも娘と一緒だった。 ということは20年以上経っているということか・・・
親も自分も歳をとるのも道理である。
移り変わる車窓の景色をぼんやりと眺めながら、そんな取り留めもないことを考える。
たまには一人旅もいいものだ。 (といっても実家への帰省です~ ^^;)
叔父と二人境内を巡ります。
GW中、五重塔の拝観を行っており、私は初めて五重塔内部に入りました。
叔父や母の話によると昔は拝観期間、一番上まで上がることができたそう。
この日は残念ながら2階まででした上ることができませんでしたが、塔の中から眺める境内の景色は新鮮に感じました。
叔父と途中で別れ、私は善通寺の裏山、香色山へ向かいます。
山頂には20分足らずで到着。
ここまで貸し切りで登ってきたけれど、山頂には年配の男性が先着しておられた。
ヤマノボラーの常で 「こんにちは~」とご挨拶。 男性は軽く頭を下げられる。
山頂には石に刻まれた2体の不動尊があった。 昔からあったかなぁ・・・
眺めていると、男性が数枚の小銭を私の前に差し出し 「ん~、ん~。」 声にならない声で不動尊に目を向けている。
言葉が不自由な方のようだ。
「お賽銭ですか?」 私が尋ねると、うん、うん、と頷かれた。
差し出されたお賽銭を素直に受け取り、2体の不動尊に供えてお参り。
男性は満足そうに眼下の景色を眺めている。
わずか157メートルの山頂からは雨上がりの讃岐平野や瀬戸内海に浮かぶ島々がキラキラと輝いて見えた。
しばらくすると、男性は再び言葉にならない声で今度は善通寺の境内の方向を指差す。
「おだいっさんにお参りしてから帰るんですか?」 (お大師さん=弘法大師 善通寺のこと)
すると男性は、また、うん、うん、と頷き、軽く手を振って登山道を下っていかれた。
遠足等で子供の頃は何度となく登ったはずの香色山、その頃の記憶はほとんど残っていなかった。
ヤマツツジやシャガの咲く気持ちのよい登山道でした。
香色山 次回はパートナーや娘達と一緒に登ろう。
新幹線の車窓から街を眺めながら思う。
新緑だけでも十分に美しいのだけど、咲き始めたばかりのツツジやハナミズキが彩りを添えている。
最近、街路樹にハナミズキが増えたな。
そういえば一人で新幹線に乗るのはいつ以来なのだろう。
記憶を遡るけれど思いだすことが出来ない。
帰省の際はいつも娘と一緒だった。 ということは20年以上経っているということか・・・
親も自分も歳をとるのも道理である。
移り変わる車窓の景色をぼんやりと眺めながら、そんな取り留めもないことを考える。
たまには一人旅もいいものだ。 (といっても実家への帰省です~ ^^;)
善通寺の大楠
善通寺の境内には2本の大楠があります。 樹齢は約1200年。
善通寺 弘法大使空海、生誕地。 四国88ケ所75番札所
叔父と二人境内を巡ります。
GW中、五重塔の拝観を行っており、私は初めて五重塔内部に入りました。
叔父や母の話によると昔は拝観期間、一番上まで上がることができたそう。
この日は残念ながら2階まででした上ることができませんでしたが、塔の中から眺める境内の景色は新鮮に感じました。
叔父と途中で別れ、私は善通寺の裏山、香色山へ向かいます。
香色山 標高157メートル
山頂には20分足らずで到着。
ここまで貸し切りで登ってきたけれど、山頂には年配の男性が先着しておられた。
ヤマノボラーの常で 「こんにちは~」とご挨拶。 男性は軽く頭を下げられる。
山頂には石に刻まれた2体の不動尊があった。 昔からあったかなぁ・・・
眺めていると、男性が数枚の小銭を私の前に差し出し 「ん~、ん~。」 声にならない声で不動尊に目を向けている。
言葉が不自由な方のようだ。
「お賽銭ですか?」 私が尋ねると、うん、うん、と頷かれた。
差し出されたお賽銭を素直に受け取り、2体の不動尊に供えてお参り。
男性は満足そうに眼下の景色を眺めている。
わずか157メートルの山頂からは雨上がりの讃岐平野や瀬戸内海に浮かぶ島々がキラキラと輝いて見えた。
しばらくすると、男性は再び言葉にならない声で今度は善通寺の境内の方向を指差す。
「おだいっさんにお参りしてから帰るんですか?」 (お大師さん=弘法大師 善通寺のこと)
すると男性は、また、うん、うん、と頷き、軽く手を振って登山道を下っていかれた。
遠足等で子供の頃は何度となく登ったはずの香色山、その頃の記憶はほとんど残っていなかった。
ヤマツツジやシャガの咲く気持ちのよい登山道でした。
香色山 次回はパートナーや娘達と一緒に登ろう。