愛鷹山（２００９年冬 前岳～位牌岳） [愛鷹山]
先週の「あけましておめでとう登山」に続き、今週も愛鷹山。
ルートは初めて登る「前岳」～「位牌岳」縦走ルート。
北側斜面を登る登山道で、先週の雪がかなり残っていた為、往復７時間半、ハードな道のりでした。
《 ブナの木 》
愛鷹山連山には沢山のブナの木が自生しています。
（２００９年１月１７日）
愛鷹山登山は現在まで見事に晴れ続き。この日も赤富士が出迎えてくれました。
（２００９年１月１７日）
「前岳」から「位牌岳」に向かう途中の尾根。すごいやせ尾根><
雪もあるし、ここを歩くのぉ～！と思っていたら、巻き道がありひと安心。
「前岳」への登山はかなりマイナーらしく、雪が降ってからこの登山道を利用したのはどうやら一人だけの様子…でもその足跡にはかなり助けられました。
写真の尾根に辿り着くまで１時間以上狭い尾根急登が続きました。
この登山道、補助の鎖やロープもなく、雪で足場も悪い。立って歩くのも難しく、四つん這いで息を切らしながら登りました。
（２００９年1月１７日）
《 越前岳と南アルプス 》
《 越前岳と富士 》
手前の山、左側の頂が「越前岳」です。
先週はあの尾根からこちらを望んでいました。
こうやって見ると越前岳まで結構ダラダラと登ってますね。
（２００９年１月１７日）
雪に映る木の影が「お化け」のように見えました。
（２００９年１月１７日）
「位牌岳」という名前からイメージされるものとは全く違う、明るくて広々とした山頂♪
いつもより駿河湾がさらに近くにみえました。
この日の山頂は、ほとんど無風。陽だまりでお昼ごはんです♪
山頂で暖かいものを食べている方がうらやましくて、ついにコンロ購入しました＾＾ｖ
「あったかい～♪スペシャルまいう～！！」
（２００９年１月１７日）
「ケルン」（道標・道しるべ） これにもかなり助けてもらいました。
当初は登ったルートを下山する予定でした。
しかし前岳までの登りがあまりにも急登だったため（私達二人して下りが不得意…）違うルート（危険ルートの鋸岳の手前で涸れ沢を下って降りる道）で下ってみることにしました。
位牌岳を下り始めてしばらくすると「えっ！道がない！」と思ったら、鎖場です！！
しかも垂直下降…（そう長くはなさそうだけど）
私は垂直下降はすごく怖い><「戻る～？」と提案しましたが、パートナーは補助なしで長い距離の急下降のほうがリスクありと判断。ここはパートナーに従い、恐るおそる、かつ先に降りているパートナーの頭上に雪をじゃんじゃん浴びせながら、なんとか鎖場終了。
必死だったので距離はわかりませんが、たぶん１０メートルもなかったのだと思います。
しかし、鎖場を抜けてもなお補助なしの急な下りは続きます。
しばらくすると、今度は「本当に道がない！！」そこから先は谷にむかう崖…これはおかしい…
そういえば鎖場から先、道しるべのペンキあとを見ていないような…
この時、口には出さなかったものの私は思いました。（今書いてるけど）
『だからあの時戻ろうって言ったじゃん～！！しかもあの垂直の鎖場の登り返しは無理！！！』
しばらく二人で谷を眺めていましたが、「この谷に降りるのは間違ってる！」ここは二人の意見が一致。鎖場降りた地点まで戻ることにしました。
不安な気持ちで、今下った道をまたまた必死で鎖場まで登り返してみると、垂直下降のあと、横に続く鎖場が続いていたのです。鎖が雪に埋もれて見えなかったのですね。
垂直下降の次は、横に続くカニ歩きの鎖場、そして再度尾根に登り返す道があったのです。
道はわかった！再度出陣じゃあ～！！
しかしパートナーはこのカニ歩きの鎖場が一番怖かったそうです。
鎖は雪で埋もれているうえに足場も雪で確認できない。おまけにカニ歩きの途中で軽アイゼンが外れ、慌ててしまってオーバーグローブを落とし…、私は再び心の中で思いました。『オイオイ、いいかげんにしろよ。チョット落ち着こうよ…』（また書いてるけど）
なんとかかんとか尾根道に辿り着き、下山のための道標を見つけた時は本当にホッとしました。
（２００９年１月１７日）
このあとは穏やかな下山道となり、「ケルン」や「目印ペンキ」に従い、１５時頃無事下山完了。
出発は７時半頃だったので、往復７時間半の道のりでした。
正規の登山道には道しるべの「ケルン」があちこちに立てられていましたが、雪に埋もれて見えづらくなっているものも沢山あったので、次に歩く人が少しでも見つけやすいよう、出来る限り、周りに積もっている雪を掻き落としながら歩きました。
ルート変更が吉だったのか凶だったのかわかりませんが、なんとか戻ってこられました。
でもこの下山ルートは二度と利用しないと思います…
翌日は二人とも足ではなく二の腕が筋肉痛>< それくらいあの鎖場は力が入ってたのですね。
皆さんはどうぞ無理のない登山計画を…
（２００９年１月１７日）
ルートは初めて登る「前岳」～「位牌岳」縦走ルート。
北側斜面を登る登山道で、先週の雪がかなり残っていた為、往復７時間半、ハードな道のりでした。
《 ブナの木 》
愛鷹山連山には沢山のブナの木が自生しています。
（２００９年１月１７日）
愛鷹山登山は現在まで見事に晴れ続き。この日も赤富士が出迎えてくれました。
（２００９年１月１７日）
「前岳」から「位牌岳」に向かう途中の尾根。すごいやせ尾根><
雪もあるし、ここを歩くのぉ～！と思っていたら、巻き道がありひと安心。
「前岳」への登山はかなりマイナーらしく、雪が降ってからこの登山道を利用したのはどうやら一人だけの様子…でもその足跡にはかなり助けられました。
写真の尾根に辿り着くまで１時間以上狭い尾根急登が続きました。
この登山道、補助の鎖やロープもなく、雪で足場も悪い。立って歩くのも難しく、四つん這いで息を切らしながら登りました。
（２００９年1月１７日）
《 越前岳と南アルプス 》
《 越前岳と富士 》
手前の山、左側の頂が「越前岳」です。
先週はあの尾根からこちらを望んでいました。
こうやって見ると越前岳まで結構ダラダラと登ってますね。
（２００９年１月１７日）
雪に映る木の影が「お化け」のように見えました。
（２００９年１月１７日）
「位牌岳」という名前からイメージされるものとは全く違う、明るくて広々とした山頂♪
いつもより駿河湾がさらに近くにみえました。
この日の山頂は、ほとんど無風。陽だまりでお昼ごはんです♪
山頂で暖かいものを食べている方がうらやましくて、ついにコンロ購入しました＾＾ｖ
「あったかい～♪スペシャルまいう～！！」
（２００９年１月１７日）
「ケルン」（道標・道しるべ） これにもかなり助けてもらいました。
当初は登ったルートを下山する予定でした。
しかし前岳までの登りがあまりにも急登だったため（私達二人して下りが不得意…）違うルート（危険ルートの鋸岳の手前で涸れ沢を下って降りる道）で下ってみることにしました。
位牌岳を下り始めてしばらくすると「えっ！道がない！」と思ったら、鎖場です！！
しかも垂直下降…（そう長くはなさそうだけど）
私は垂直下降はすごく怖い><「戻る～？」と提案しましたが、パートナーは補助なしで長い距離の急下降のほうがリスクありと判断。ここはパートナーに従い、恐るおそる、かつ先に降りているパートナーの頭上に雪をじゃんじゃん浴びせながら、なんとか鎖場終了。
必死だったので距離はわかりませんが、たぶん１０メートルもなかったのだと思います。
しかし、鎖場を抜けてもなお補助なしの急な下りは続きます。
しばらくすると、今度は「本当に道がない！！」そこから先は谷にむかう崖…これはおかしい…
そういえば鎖場から先、道しるべのペンキあとを見ていないような…
この時、口には出さなかったものの私は思いました。（今書いてるけど）
『だからあの時戻ろうって言ったじゃん～！！しかもあの垂直の鎖場の登り返しは無理！！！』
しばらく二人で谷を眺めていましたが、「この谷に降りるのは間違ってる！」ここは二人の意見が一致。鎖場降りた地点まで戻ることにしました。
不安な気持ちで、今下った道をまたまた必死で鎖場まで登り返してみると、垂直下降のあと、横に続く鎖場が続いていたのです。鎖が雪に埋もれて見えなかったのですね。
垂直下降の次は、横に続くカニ歩きの鎖場、そして再度尾根に登り返す道があったのです。
道はわかった！再度出陣じゃあ～！！
しかしパートナーはこのカニ歩きの鎖場が一番怖かったそうです。
鎖は雪で埋もれているうえに足場も雪で確認できない。おまけにカニ歩きの途中で軽アイゼンが外れ、慌ててしまってオーバーグローブを落とし…、私は再び心の中で思いました。『オイオイ、いいかげんにしろよ。チョット落ち着こうよ…』（また書いてるけど）
なんとかかんとか尾根道に辿り着き、下山のための道標を見つけた時は本当にホッとしました。
（２００９年１月１７日）
このあとは穏やかな下山道となり、「ケルン」や「目印ペンキ」に従い、１５時頃無事下山完了。
出発は７時半頃だったので、往復７時間半の道のりでした。
正規の登山道には道しるべの「ケルン」があちこちに立てられていましたが、雪に埋もれて見えづらくなっているものも沢山あったので、次に歩く人が少しでも見つけやすいよう、出来る限り、周りに積もっている雪を掻き落としながら歩きました。
ルート変更が吉だったのか凶だったのかわかりませんが、なんとか戻ってこられました。
でもこの下山ルートは二度と利用しないと思います…
翌日は二人とも足ではなく二の腕が筋肉痛>< それくらいあの鎖場は力が入ってたのですね。
皆さんはどうぞ無理のない登山計画を…
（２００９年１月１７日）
旧ブログ ： 季節の花と山を訪ねて
現在更新中のブログ ： 季節の花と山を訪ねて２
私も気に入った山をとことん登るほうなので愛鷹山って楽しいんだろうな～とよくわかります♪
そしてコンロ購入ですか～。次はコッヘル（山用の小型鍋と皿兼用のあれ）かなぁ？と。さらにテントですかねえ（笑）。
私も山頂でよく麺類などを作って食べていますがいい景色の中での食事は本当に美味しいです！
ケルンの雪かきお疲れ様でした～。よしころんさんお優しいですね～♪昔話の「笠地蔵」じゃないですけどケルンさんも寒い雪をどけてもらって喜んでますよきっと（笑）。
by カズ (2009-01-21 20:29)
カズさん♪
うっ！さすがカズさん。
この日の帰り道、早速コッヘル購入しました￥そのうちテントですかねぇ。（笑）
愛鷹山はいろんなルートがあり、ホントに毎回違う顔を見せてくれて楽しませてもらってます♪
でも今回のことはカズさんに怒られそうだなぁ～と二人して反省しました。
低山でも雪がなくなるまで北側斜面からの登山は控えることにします。
インフルエンザ流行中です。気をつけてくださいね。
by よしころん (2009-01-21 21:27)
こんにちは＾＾
愛鷹山は何度も登られてるのですか？
富士山や南アルプスも見られて素晴らしいですね～＾＾
千葉県からだといつも何時頃家を出られるんですか？私は栃木県内をウロウロするくらいなので羨ましいです。・・・て県内の山もほとんど登ってないんですけどね＾＾；
私もよしころんさんの行動力見習おう～～っと＾＾
by ぐりこママ (2009-01-23 12:40)
ぐりこママさん♪
こんばんは＾＾
愛鷹山は昨年１１月１日に初めて登って以来、５回登ってました。（自分でもよくわからなかったので数えてみました＾＾；）
連山なのでイロイロな登山ルートもあってホントに何度行っても飽きないのです。相性もいいらしく、ずっと晴れ続きで、いつも富士山や南アルプス見れて気持ちいいし～＾＾ ちょっと遠いけどホームマウンテン状態です♪
我が家は朝５時に出発します。今の時期だと裾野インター降りた頃（６時半から７時頃）に夜が明け始め、赤富士が出迎えてくれます♪
栃木や群馬はたくさん山があって、こちらこそ羨ましいですよ～
カズさん同様、谷川岳大好きなので雪解けが待ち遠しいです。
行動力というか、もうほとんどおバカさん状態で周りの友人からも半分呆れられている状態ですかね。
暖かくなってどこかに登られたらブログにアップして下さいね♪
by よしころん (2009-01-23 19:24)
くらいふさん♪
ご訪問＆ナイスありがとうございます＾＾
hrdさん♪
ご訪問＆ナイスありがとうございます＾＾
by よしころん (2009-01-23 19:31)
ご訪問ありがとうございます。
愛鷹山を沼津市の内浦湾から見ると、愛鷹山の稜線と富士山との稜線が驚くほど重なります。
私の予想では太古の昔は同じ山だったんではないでしょうか？なんて考えると楽しくなります。
↓こんな感じで重なります。
http://digital-nature-photo.com/photo%20gallery/2008/200801fuji/11428035.jpg
by CARRERA (2009-01-24 13:49)
CARRERAさん♪
こちらこそ、ご訪問＆ナイスありがとうございます＾＾
早速画像拝見しました♪本当に稜線が重なり合っていますねぇ。
地元に伝わる昔話だと、愛鷹山と富士山は姉妹だったそうなので、私は双子の姉妹？なんて思い、その姿を想像しました＾＾
by よしころん (2009-01-24 20:11)
西尾征紀さん♪
ご訪問＆ナイスありがとうございます＾＾
by よしころん (2009-01-24 20:23)
たねさん♪
ご訪問＆ナイスありがとうございます＾＾
by よしころん (2009-01-25 19:17)
谷川岳！！！
めに入りました
ぜひ行ってみたい小山ですよ
岩登りもしたいなぁ＾＾
南アルプスは冬は行きやすいですか？
行ってみたいなぁ～～
by ひろたん (2009-01-25 21:52)
ひろたんさん♪
ご訪問ありがとうありがとうございます。
昨年秋より登山を始めたばかりで、まだまだ初心者なのです。
でも谷川岳は大好きな山で、きっとひろたんさんも気に入ると思いますよ。
パートナーと一緒の連休というのがほとんど取れなくて、南アルプスもまだ行ったことがないのですよ～でも冬は厳しそうかも～
アドバイス出来なくてごめんなさい…
by よしころん (2009-01-26 19:36)