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2011年 谷川岳初山行 西黒尾根で! 後篇 (2011年6月) [谷川岳]

6月15日(水)    晴れ 時々 くもり

前回からの続きです♪


トマの耳から登山道を少し戻り、オジカ沢ノ頭を目指します。
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正面右側に見えているのが オジカ沢の頭。  肩ノ小屋分岐からあの頂を目指します♪
(ちなみに正面左側は川棚ノ頭、万太郎山はオジカ沢の頭の奥に見えている山です)

肩ノ小屋のベンチで小休憩していると、大きなザックの男性二人組がやってきました。
お話しすると、1泊馬蹄縦走で今日は清水峠の避難小屋まで行かれるとのこと。
お一人の方は 平標~谷川 主脈縦走も経験されており、個人的には馬蹄より主脈縦走のほうが好きなコースなのだそう。
オジカ沢の頭まで行く予定なのだと言うと、お天気もちそうだし万太郎から土樽に下ればいいよと。
ヒィィ~~ 私達では行き倒れますから~~^^; いつかの目標ですぅ。

お互いの無事を願いつつ、それぞれのお山に向けて出発~!




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さっきまでいた肩ノ小屋、どんどん小さくなっていきます。 雲が大きなVサイン ^^v がんばるぞ~~!



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ハクサンイチゲにイワカガミ お花達が励ましてくれます♪





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ピンクのお花はハクサンシャクナゲ。 苗場山が少し近くなってきました。 今年は苗場山にも行かないと~~!





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中ゴー尾根は谷川温泉の湯テルメ付近まで続いています。 歩いたことはありません ^^;
朝からヘリが上空を飛んでいましたが、この辺りで私達の真上を横切っていきました。
馬蹄ルート付近を行ったりきたり。 訓練だといいのですが。。。




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(左)シラネアオイに(右)コバイケイソウの蕾、この辺り、もうマクロレンズでお花を撮る集中力はありません。
お花の写真を楽しまれたい方はどうか前篇をご覧くださいませ。 ^^;




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エ!ここ登るの!? いつも一瞬 ギョ! とする場所。 ちなみに前回訪れた際の写真と記事はこちら。

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パートナーと この標識の角度も紛らわしいよねぇと。
標識の先端が尾根に登るような方向に向いているので、向かって左、巻き道の方向に角度を変えようと試みるも、
シャクナゲの枝が伸びて標識を押し、どうしても元の角度に戻ってしまう。
本当は少し場所を移動して地面に設置し直すのがいいのだろうけど、勝手にはできません。
肩ノ小屋からオジカ沢方面に計画される方いらっしゃれば、気をつけられてください。
(上の写真、ガスの時は本当に分かりづらかったのです)




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オジカ沢の頭に到着です~♪ この辺りは ハクサンイチゲのお花畑になっていました^^


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谷川岳に乾杯!

缶ビールは肩ノ小屋で1缶購入。¥500なり。
凍らせたウィダーゼリーの間に挟んでいたので程良く冷えている。

プシュッ! おっとっと~~ 缶から泡があふれ出る。 
ゴク!ゴク!ゴク! 喉が音を立ててなるなる(笑)  あああああ~~旨いぃぃぃ~~~!!!
山ビール、なんでこんなに美味しいんだろ~! これこそ至福の味だわぁ~~♪ 

そして今年もこうして二人元気に谷川に登れること、本当にありがたく嬉しいことだと改めて思う。



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オジカ沢ノ頭から望んだ万太郎山へと続く稜線。 画面右奥のずんぐりとした山容の山がそう。 
この道はその先の平標山まで延々と続いている。

肩ノ小屋でお会いした男性曰く。
肩ノ小屋から歩いた場合、万太郎山から毛渡乗越まで一気に400メートル下り、
そこから エビス大黒~仙ノ倉への500メートルの登り返しが一番キツイと言われていた。
ここから眺める万太郎山への稜線でさえ細かいアップダウンを何度繰り返していることか。
向かって右側はかなり切れ落ちているので、神経も使うだろう。
想像するだけで脚がプルプルしてきそうな果てしない道のりだと思う。
毎年、少しずつ刻みながらでもいいから、いつの日か主脈稜線全ルートを歩けるといいな。




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肩ノ小屋、ただいま~~^^




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もう一度後ろを振り返る。 

3年前の梅雨明けの暑い日、Gパンとスニーカーで初めて登った谷川岳。
子供達が使っていたハイキング用のザックをパートナーに背負わせて、私は手ぶらで登ったな。
500ミリのペットボトルを1本ずつしか持ってなくて、すごく喉が渇いた。
バテバテで辿り着いた肩ノ小屋。

あの日から虜となり、憧れとなったこの稜線。
あれからもうすぐ4年目の夏がくる。
来年も再来年もいつまでもずっと憧れ続けているのだろう。
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ももこ

山歩きしてからそんな経っていないのね
すべてが感動、感激、
その気持ちよく分かります。
まだ、pcのないころは寝床の周りは山の本だらけ
つぎの山行研究して一歩、一歩高い山めざして過ぎ去った日々が
懐かしく感じられます。
いつまでもなかよしご夫婦で、いい登山なさってください。
楽しみにしております。
by ももこ (2011-06-20 01:23) 

カズ

万太郎から吾策新道はまったくおすすめできないです!
とにかく長く、人も入らないから道も怪しく崩壊しているところもあり、さらに熊も住んでいます。特に夏は水も限られてくるし、草で足元も見えないのでとてつもなくしんどいと思います。
一般登山道以外の知らないルートを最初から下りに使うのは谷川登山では絶対だめ。少なくとも自分の目と足で登ってどういうところか確認してからじゃないとだめですよね。中ゴー尾根も下りは凄まじくきついです。あと沢に下りるとヒルいます。
by カズ (2011-06-20 04:48) 

koiz

たくさんのお花に晴天の素敵な景色、よしころんさんらしいですね ^^
毎年同じ場所に出かけても、ちょっとづつ違った顔を覗かせてくれたり、いつもの素敵な景色を見せてくれると、また来年もと思ってしまう気持ち、とてもよく分かります。
そうそう、わたしは小躍りしすぎてズルッと落っこちたことが何度かあります。
小躍りするときは気をつけましょう ^^;
by koiz (2011-06-20 10:19) 

tochimochi

なるほど谷川岳が原点でしたか、気合が入るはずです。
私も昔、三国峠まで歩いたことがありましたが、平標という名前に憧れてました。すっかり忘れてましたが、改めて見せていただくといい山並みですね。花も加わるとまた華やかにもなります。
by tochimochi (2011-06-20 12:37) 

Jetstream777

羨ましいですね! 山日和の天気。 肩の小屋と空、開放感あふれる写真!NICE SHOTです。 数年前に家内と谷川岳に登りましたが、私が先にバテました。 (笑) 先週末はスポット天気が晴れなので、新潟の山に行来ました、ところが☂☂☂ 散々。 ほとんどの写真がモノクローム調、彩り鮮やな、よしころんさんの写真とは正反対。 暗い。(泣) そのうちアップします。
by Jetstream777 (2011-06-20 15:16) 

いろは

こんにちは^^
谷川岳は皆さん虜になるみたいですね〜(^^)
本格的な登山をしたことはありませんが、山の素晴らしさは、ちょっぴり解る気がします(^^;
登っている時はもう絶対止めようと思い、でも頂上に立つと又来ようと思ってしまいます^^
雲がVサインしている所に虹が...♪
ハクサンイチゲのお花畑、良いですね〜
若い頃にもっと山に登っていれば良かったと思います。
でも体力が無いので無理でしょうけど(^^;



by いろは (2011-06-20 16:05) 

hrd

ビールが美味しそう~~
ご夫婦で共通の楽しみがあるって羨ましいです^^
by hrd (2011-06-20 18:30) 

よしころん

ももこさん♪
まだまだ幼稚園児です。
気持ちに対して体力脚力技術伴わないことだらけです。
運転手と荷物持ちがいないと大変困るので、
二人で長く山行けるようヨイショしておきます(笑)


カズさん♪
まずは登ってから! 師匠の教え入ってますよ ^^V
見るからに下りたくない尾根だな~~って思いました。 下り苦手ですから。
というか、西黒登ってそのあと万太郎まで行く体力も脚力もありません!
オジカ沢往復出来ただけで嬉しかったデス♪
それにしてもカズさん、谷川は全ルート歩きつくしてます!? 凄いなぁ。

今日は 平標~仙ノ倉 歩いてきました♪
お花畑はハクサンコザクラがちょうど見頃、チングルマが咲き始め、
週末頃にはオールスター勢ぞろいって雰囲気になりそうでした。
仙ノ倉から 万太郎~仙ノ倉 への稜線を眺めましたが、
やはり 毛渡乗越~エビス大黒~仙ノ倉 へのアップダウンは凄まじいなぁと感じました。


koiz さん♪
私、高所恐怖症なんで小躍りするときも足元固めてからです ^^V
でも今日はどろどろベチャベチャのぬかるみで危うく滑りそうになりました(><)
あ、今日も谷川でした。
先週向こうに見えていたほうから登ってきました。
またまたお花テンコモリで踊りまくりでしたよ♪(笑)
by よしころん (2011-06-20 21:34) 

ロバ

3年前の夏に仲間に誘われて谷川から平標まで分水嶺を歩いた。
その時は体調が悪くてかなりしんどい山行でした。
歩くことで周りの景色が思い出せない程頑張りました。
あの時、こんなに花が咲いていたかな?

by ロバ (2011-06-20 21:44) 

hayazou2002

山登りされてまだそんなに経っていないのに
もうベテランの領域です。
すばらしい!!
by hayazou2002 (2011-06-20 22:07) 

makiwarikun

昨年の10月7日に登られていたのですね。私はその5日前に登っていました。万太郎山までの稜線歩きも気持ち良さそうなので、次回はやっぱり茂倉新道よりもこちらにしようかなぁ…。しかし、この記事の情報がなければ私なら確実に写真の小ピークに登っていたことでしょう。山ビールは至福の味なのは分かりますが、アルコールに弱い私がそれをやったら非常にヤバイです。
by makiwarikun (2011-06-20 22:10) 

tatsu_m1113

いや~長くのびる稜線・・・そしてよく冷えた山ビール、ともに最高ですね!!

中ゴー尾根への指標がまた渋いですね^^谷川岳ってなんなんですかね、何回行ってもいいですよね!帰りに湯檜曽の河原で水遊びするのが楽しいです。

明日会社のメンバーで登る予定でしたが、天気がイマイチで中止です・・・ようやく山ガールデビューした後輩に高山の絶景を見せてあげられると思ったのですが残念です。

ご夫婦でいつまでも一緒に山を楽しめるといいですね!
by tatsu_m1113 (2011-06-20 22:29) 

テリー

肩の小屋、昨年、泊まりました。
折角、登って、山小屋に泊まらずに、また、ご来光を見ないで、下りるのは、もったいない気がして、出来るだけ、泊まるようにしています。
この小屋の前の山、オジカの頭、万太郎山が印象的でした。やはりここは、両側が切り立っているのですね。
by テリー (2011-06-20 23:34) 

きのこ

あぁ〜あの稜線、谷川ですねぇ。
まだ天神尾根から奥宮までしか谷川を知りませんので、
今年はオジカ沢の頭か一ノ倉岳を目標にしてみようかしら。
でも西黒尾根を登ったら力尽きますね、きっと。。。^^;
よしころんさんは肩の小屋にも泊まられてますよねー。
でもガスガスだったのですよね。。
あそこからの夕日と星空と朝日、うぅ〜〜みたいぃーーー!!!
でもあそこのトイレには怖くて入れませんー(><)
(ダテちゃんの感想:この世のものとは思えない)
by きのこ (2011-06-21 00:12) 

よしころん

tochimochi さん♪
実は昨日 平標~仙ノ倉 歩いてきました。
ここの稜線の雰囲気はやはり会津駒と似てるよね~とパートナーと話していまいした。
三国峠まで! (*_*)  やはり基本的な体力、脚力が違います~~


Jetstream777 さん♪
夏は暑さにやられてしまいますよね(><)
でも今のJetstream777さんには物足りないのでは。
昨日も谷川、今回は新潟側から登りました。 
昨日のお天気はダメもと、よくて曇りかなと出かけましたが、晴れました☀ エヘヘ^^


いろはさん♪
おはようございます~^^
>登っている時はもう絶対止めようと…
山に登りはじめた頃はそうだったのですが、最近登りではそう思わなくなりました。
山を下りだし、頂上が見えなくなるとき 無性に寂しくなるのです。
昨日もそうでした。
もう完全なるヤマチュウ夫婦ですね。(笑)
いろはさんの分も登りますね ^^v


hrd さん♪
本当は山行途中に飲むのはよくないのですけどね ^^;
酔いがまわりやすく、飲酒運転同様。今回は大目にみてください。
でも超オイシイ!
by よしころん (2011-06-21 08:25) 

tina

もうハクサンイチゲが咲いているのですね
山に行きたいな
by tina (2011-06-21 12:32) 

よしころん

ロバさん♪
ロバさんも縦走経験者ですか~~。 素晴らしい♪
晴れると暑くて大変そうだし、雨も雷も怖いし。。。
やはりどう考えても1日縦走は無理そうです。
お花を眺めながら、出来れば2泊3日くらい ^^;


hayazou2002 さん♪
ベテラン領域なんてとんでもないです。
いつも皆さんに教えていただいてばかりのバリバリ初心者です。


makiwarikun さん♪
あのピーク、makiwarikun さんならチャンプのジャンプで越えられそうですが!(笑)
主稜線、makiwarikun さんの体力、脚力なら問題なさそうですが、お天気の急変にはくれぐれも用心ください。
ビール飲むとせっかくのミヤリサン効果が台無しになりそうですね!


tatsu_m1113 さん♪
本当に。。。大好きなお山ですが、同時に危険なお山でもあるということを常に意識しておかないといけません。
慣れは怖いです。
私達が初登山したのは7月の梅雨明けの日でした。
後輩さんにもあの稜線見せてあげたいですね♪


テリーさん♪
連休あれば泊りで出かけるのですが、パートナーになかなか連休がなくて。。。
泊りでお山に行けるのは年、数回ですかね。。。
主稜線、見た目より切れ落ちています。
この先の道は更に険しいと思います。


きのこさん♪
はい~、私達も肩ノ小屋からの夕陽、朝日は拝めておりません ^^;
まずは西黒尾根、行かれてみてくださいね♪
きのこさん世代だと ポットントイレ、ご存知ないですよね。
私達が子供の頃はまだ下が見えるトイレだったので、この世のものとの認識あります。
コツは下を覗かないことです!!(笑)


tina さん♪
はい~!ハクサンイチゲの他にもどんどんお花が咲き始めています。
是非おでかけください^^
by よしころん (2011-06-21 19:07) 

おど

気持ちの良い稜線ですね。 天気もよいし、お花は綺麗だしでいうことなしです。
by おど (2011-06-22 00:17) 

よしころん

おどさん♪
はい♪ この稜線に心奪われて今に至っています ^^;
おどさんくらい体力、脚力あれば縦走できるのでしょうが、私達は細かく刻むしかありません~。
少しずつ歩きます ^^v
by よしころん (2011-06-22 07:22) 

hidens

凄い眺めー確かに、この標識が気になりますね。笑
直そうとした方もきっと多いと思います。
ビール、山小屋だと貴重品ですものね。飲み屋さん並ですね。笑
それでも工夫して冷たいまま持っていけること、知りました。
なるほどねぇ、、と。
いつも素晴らしい眺め、鬱陶しいこの時期に、スカッとします。
山はいいですねえ、登りたい人が多いのも判るような気がします。
by hidens (2011-06-23 09:44) 

山子路爺

イ~ナ、イ~ナ、イ~ナ。
晴れましたねぇ、念力スゴイ。

中ゴー尾根昔下ったことあります。かなり急だった覚えが……
by 山子路爺 (2011-06-23 11:25) 

Taka_Nao

こんにちは〜!
この梅雨時期に、なんていい天気何だろう。
日頃の行いがいいんですね〜。
雪と高山植物のコラボ、この時期ならではですね♪
今夏は、何処の頂上にビール飲みに行こうかな(笑)

初めての本格登山、高校時代に山岳部で北アルプスに登ったのは、随分昔だな〜。
あの頃の体力が欲しいです(笑)^^
by Taka_Nao (2011-06-23 17:47) 

よしころん

hidens さん♪
踏み跡もあったので、ここを登られる方結構いらっしゃると思います。
私は基本怖がりなので、一旦躊躇したことで巻道を見つけられました。^^;
でも実際はなんでもないような場所で転んだりります。
どんな場所でも油断大敵です。
今はロープウェイで登れる山も多いので、機会あればお出かけくださいね♪
奥日光も気持ちいいですよ~^^


山子路爺さん♪
オッホホ~! 谷川向かうときは二人して気合が違いますから~~
昨年は5月末に天神尾根から登りましたが、肩ノ小屋直下の雪渓はこんなに大きくありませんでした。
雪解けはやや遅いくらいだったのかな。 一気に解けたという印象です。
中ゴー尾根、下り利用はやめておきます。 ^^;


Taka_Nao さん♪
日頃の行いがいい。 はい、よく言われます ^^v (笑)
そうでなくても亀の歩みなのに、お花に誘われて全く前に進みません。

高校生の頃、あんな大荷物背負って校舎の階段登りして何が楽しいんだろ~
と思っていました。
山岳部の皆さん、本当に申し訳ありませんでした。
by よしころん (2011-06-23 19:02) 

ken_trekking

去年も見せていただきましたが、やっぱり美しいですね
谷川岳。僕は去年は計画して用意までしたけれど天候に
恵まれずキャンセルとなった山です。良いなぁ。
そういえば僕も教えてもらったウィダーインゼリー冷凍庫に
凍らせてありますよ(^^)次の山行へ持っていくつもりです。
by ken_trekking (2011-06-26 16:52) 

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